こんにちは、ユキです♪
今回は、令和6年度第1回硬筆書写技能検定3級で、成績優秀者に選んでいただいた際に使用していたおすすめの教材2つめをご紹介します。
1つ目のおすすめ教材はこちら↓
おすすめ教材②
今回ご紹介するのは、早矢仕侑春先生の「本気で綺麗な字になるための美文字練習帳」。
ペン字に興味を持ち最初に使用した教材でもあります。
こちらのおすすめポイントは2点あります。
ますは、「お手本を見て書く」と「見ないで書く」を繰り返すことで手と目と脳にお手本を記憶させる、という点。
お手本を見て目で記憶、なぞって書いて手で記憶、お手本を見て書く・見ないで書くを繰り返すことで脳で記憶、というステップで、綺麗な文字が自分のものとして定着するんだそう。(著者の名前を取って“郁春メソッド“というそうです)
書き込み用マスが12ますこくごノートと同じサイズになっていて、テキストのマスを使いきってしまった後も繰り返し練習しやすいのもポイントです。
○○するだけで、○日で、すぐに綺麗になる!というような謳い文句の美文字練習帳が多い中、ノートの購入までを見越して繰り返しの練習を推奨してくるこちらのテキスト、最初に見た時は変わってるな〜と思ったのですが(ご丁寧にホームページにはダウンロードして印刷できる練習用紙まで用意されていて、 「どんだけ練習させる気!?」」っと思いましたw)、よくよく考えればそんな簡単に綺麗な字になるなら苦労はしませんよね。
繰り返し練習!とスパルタな郁春先生ですが、練習すれば誰でも綺麗な文字になれると言ってくれているのは心強いです(笑)
次に、正しい漢字の基本ルールをわかりやすく言語化してくれている点です。
書写技能検定では、ぱっと見で綺麗な文字ではなく、大前提として正しく、そして綺麗な文字が求められます。
その「正しい文字のルール」をこの1冊でしっかりマスターできます。
余談ですが、郁春先生の字と、おすすめ教材①の加藤先生の字は系統が似ている気がします。加藤先生のテキストは公式テキストですので、それに近い郁春先生の字もまた書写技能検定向きと言えると思います。
※テキスト購入後に知りましたが、郁春先生は大阪でお教室をされていて、たくさんの生徒さんを検定合格や成績優秀者に導いていらっしゃるとのこと!そりゃあ検定向きの字のはずです。
そしてなんとなんと・・・
郁春先生のブログに!わたしのことをご掲載していただきました!👏👏👏 ↓

3級で賞を受賞した際、思い切ってインスタグラムのDMから「先生の本のおかげです! 」とお礼のご連絡をしてみたところ、とても喜んでくださり、ブログに掲載していただきました😭
嬉しい限りです
書写技能検定対策でのおすすめの使い方
まずはこちらを一通りやってから検定の過去問に手をつけ、適宜このテキストに戻ってきてはポイントを確認して取り入れていくという使い方がおすすめです。ひらがな、カタカナの書き方や連綿の形など参考になることがたくさんあります。
また、先述の通り正しい文字の基本ルールが網羅されているので、何度でも確認してルールを記憶するようにすると良いと思います。
余談 〜テキストへの思い入れ〜
ここからはわたし個人のお話になってしまうのですが・・・
実はわたしは2022年から2024年頭まで、夫の仕事の関係でオランダに住んでいました。オランダに行く前は正直なところ「駐妻ってなんか楽しそう〜!ラッキ〜!✨」なんて思っていたのですが、蓋を開けてみると世界的なインフレの影響をもろに受けてかなりの貧乏駐在ライフでした。(ガス代節約のためシャワーは2日に1回、出産費用さえ一括では払えず先輩方から借金までしました😭)
さらにこのタイミングで同時に妊娠・出産をしたこともあり、仕事に遊びにと大忙しだったそれまでと比べて家に閉じこもっていることが圧倒的に増えました。趣味を楽しもうにもお金はないですし、周りの習い事教室は基本的にオランダ語か、よくて英語。さらにこちらは赤ちゃん連れです。
そんな中、できるだけお金をかけずに始められて家の中で一人で完結できる趣味をと考えて興味を持ったのがペン字です。
ペン字のことは右も左もわからない中でしたので、一時帰国の際に、まずは人気のものにしておけば間違いないはずと選んだのが今回ご紹介したテキストです。(Amazonのレビューが多くて評判もめちゃくちゃ良かった)
ということで、こちらのテキストには個人的な思い入れがかなりあります。
わたしのペン字ライフはここから始まったと言っても過言ではないですもんね。
とはいっても、思い入れだけでご紹介したわけではなくあくまで初めにあげたような理由があっておすすめしていますのでご安心くださいね(笑)
記事を書いていて気づいたのですが、こちらは続編もあるようです。早速ポチってみたので良かったらまたご紹介しますね!
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