娘、初めての熱性痙攣

当日昼、元気いっぱいだった娘 子育て

本当にびっくりする出来事が、おそらく人生で一番肝が冷えた出来事が起こり、昨日一昨日とブログ更新をお休みしていました。

1歳の娘が熱性痙攣で救急搬送されました。

本当にショッキングな出来事で、思い出すのも辛いのですが…私自身SNS上で先輩ママから得た知識に大いに助けられたので、同じく子育て中の方に届け!の気持ちで当時の様子を残してみようと思います。

当日、元気いっぱいだった娘

この日は用事があり朝から娘と2人で自宅から電車で1時間半ほどの場所に出掛けていました。早めに着いて娘の好物のパンを食べられるカフェに入ってお昼を食べたのが11時半頃、13時からの用事を済ませ、近くでウィンドウショッピングもして帰路に着いたのがおそらく15時前。この時まではご飯もよく食べ機嫌もよく、いつもと変わった様子はありませんでした。

発熱、そして痙攣

帰りの電車の中でぐずったので抱っこしたとき、ほんのり熱く感じた娘。ここでこれは熱があるなと気づきました。この時点で時刻は15時半頃。熱っぽい以外には症状もなく、機嫌もものすごく悪いわけではなかったためまだそれほど心配はしていませんでした。

しかし自宅に帰って検温するとなんと39.9度。ずっと抱っこ紐で密着していたから体温の変化に気づかなかったけれど、触った時の熱さも最初に気づいた時の比ではなくなっていました。病院…?でも日曜日だし…水分は取れているからとりあえず解熱剤かな、と慌てて市販薬を飲ませたのが16時半。そして、しんどさからかいつも以上に甘えん坊になり抱っこから降りようとしない娘をあやしていた時、それは突然起こりました。

抱っこから急にのけぞった娘。よくそうやってふざけることがあるので、いつものおふざけと思ったのも束の間、引き起こした娘の顔は真っ赤で、目は上を向き、全身から力が抜けてようになっていて、これは何か異常なことが起こっていると一瞬で理解しました。

発熱に気付いてからわずか1時間後のことでした。

痙攣への対応

私が実践した対応、救急隊や病院の先生に指示された内容をもとにまとめました。

痙攣に気づいたらまずは、

①服を緩め

②顔を横向きにして寝かせ

③救急要請

④動画撮影

です。ゆすったり大声で呼びかけたり慌てて抱き上げたり…苦しそうな子供を見るとついついしたくなりますがしてはいけません。体を締め付けないように服を緩め、よだれや嘔吐物で窒息しないように横向きにして安置します。よだれで息がしづらそうなら適宜タオルで口の中を拭き取ります。

③と④は、複数人いればいいのですが今回はワンオペ中のことだったので、少しだけ動画を撮ってから痙攣の様子に変化がないことを確認しながら救急要請しました。(後で調べたところ、やはりスマホは音声へのリソースが1つしかないので動画撮影と電話は同時にはできないとのことでした)

痙攣している我が子を動画に撮るなんて「えっ!?」と思いますが、どんな痙攣だったかはかなり重要情報なのでやっておいた方が良いです。病院で口頭で聞かれた問診の内容によると、痙攣はどれくらいの時間続いたか、痙攣時意識はあったか、痙攣しながら声は出ていたか、目はどちらを向いていたか、顔や唇は赤かったか青かったか、痙攣は左右対称に起きていたか、はチェックしておくべきポイントのようです。特に痙攣の持続時間は、フルで撮っていない限り後から動画では確認できないですし、体感で言うときっとかなり長く感じてしまうので、大体でも見ておくべきかなと思いました。

迷ったら救急要請を!

幸い、今回の娘は救急隊が到着する頃には痙攣が止まって意識もぼんやりと取り戻し、病院に着く頃にはしっかり目も合うようになっていましたし、乳幼児によくある熱性痙攣だろうとのことで痙攣止めと解熱剤でことなきを得たのですが、病院の先生からは、「ネット上では、痙攣は大体の場合はすぐ治まるけれど○分以上続いたら危険信号だから救急車、と書いているサイトもあるけれど、○分以上続くかどうかなんて起こった時点ではわからないし、続くことが確認されてからの通報だと救急車の到着もその分遅くなってしまうから、特に小さい子供の場合には迷ったらすぐに救急要請してね!」と言っていただきました。

子供の痙攣は迷ったら救急車!

こんな知識を使う機会はもうなければいいと願わなければいいと願わずにはいられませんが…



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