早いもので、桃花会に入会してから5ヶ月が経ちました。ブログを運営していく中で、見てくださっている方の中には桃花会の通信添削に興味がある方が多いのかなと感じましたので、今回はそれについて書いてみたいと思います。
桃花会を選んだ理由
まずは、たくさんある通信ペン字から桃花会を選んだ理由についてですが、私の場合第一に文字が好みだったことがあります。桃花会の字は、クセがなく、優しくふんわりと優雅な文字。ペン字ってお手本に合わせて自分の文字を矯正していく作業なので、好みのお手本であることはとても重要ですよね。桃花会の字を学びたい!と思ったことが入会の1番の決め手でした。
次に、書写技能検定対策にピッタリの課題構成となっていること。例えば、「2文字熟語5つを楷書と行書で書く」「横書きの、ひらがなカタカナ漢字アルファベットの文章を書く」「B4サイズの掲示文」など。この点も、書写技能検定の受験を目指していた私にはうってつけでした。
それから、これは完全なる私の予想なのですが、桃花会って書写技能検定の合格実績がすごく良いと聞くんですよね。もちろん、検定対策に最適な課題構成であることも影響しているとは思うのですが、きっとお手本の文字自体も書写技能検定ウケする文字なのではないかなと予想しています!ここまで検定を意識した課題構成になっているのですから、きっとお手本の文字自体も検定向きの文字になっているのではないかと思うのは妥当な予想だと思います。
入会までの流れ
桃花会に入会するには、まずは桃花会のHPに乗っている問い合わせ先に入会規模の旨を連絡します。
そうするとサンプル誌をいただけるので、入会前に文字が好みかどうかやどんな課題があるのかをチェックできます。ここで本格的に入会の意思が固まったら再度メールで連絡し通信添削希望のことを伝えると担当の先生が決まり、その先生から電話で連絡がきて、桃花会のシステムや費用についての案内があります。費用支払いの案内もこの時にあり、支払いの確認が取れ次第最初の月の華誌(会報誌)と会員証などなどが送られてきます。
桃花会のシステム
段・級
桃花会は最初はみんな15級スタートです。例外として、書写技能検定の級を保持していると、その級に応じた段級に編入できます。それから、「編入試験」という制度があり、これに合格するとその段級に編入できます。
編入試験は受けたことがないので詳細はわからないのですが、どの段級の編入試験に挑戦するかは自分で決めるそうです。もちろん担当の先生と相談したりはできると思うのですが・・・。
費用
初期費用として必要なのは
①登録料
②華誌(会報誌)代
③用紙代
華誌は4〜9月と10〜3月の年2回の更新時にまとめて支払いをするので入会月にその会期がどれくらい残っているかで1回目の支払い金額が変わってきます。私は5月入会だったので初回は5〜9月の5ヶ月分の華誌代を支払いました。
用紙は入会時の級や取り組みたい課題数によって必要な種類が違うのですが、私は10級以上の上級コース(これについては詳しくは後ほど)に進んだ後に使うものも含め6種類の用紙を購入しました。
ここでの支払額は人によってかなり違ってくることと思いますが、私は送料や登録料も含めて大体10000円くらいの支払いだったと思います。(華誌や検定用紙の価格は物価高騰によって値上げする可能性があります)
コース
15級から11級までは入門コースです。規定課題のほかは1課題のみ、随意課題の横書きのみ出すことができます。
10級以上になると、書写技能検定対応の上級コースとそれ以外の普通コースに分かれます。
普通コース
規定課題 1種類
自由課題 1種類
随意課題 4種類(横書き、かな・詩、はがき、掲示)
上級コース
規定課題 10〜6級、5〜1級、準初段〜五段、準六段〜会友 の区分で課題が変わります。
自由課題 1種類
随意課題 10〜1級は4種類(横書き、かな・詩、はがき、掲示)
準初段以上は3種類
通信添削
通信添削のシステム
通信添削は出しても出さなくてもOK!
忙しい月は出さなくても良いんですね。それに、料金も課題数に応じて都度払いなので、自分のスケジュールに合わせて練習できます。
添削では1課題につき2枚を提出します。で、2枚のうち良い方を残してもう一方に先生が添削を書き込んだものが返送されてきます。
通信添削を5ヶ月続けてきた感想
正直、最初は通信でちゃんと上達できるのかな?と少し不安に思っていましたが、結論、全く問題なかったです!
というか、対面のお教室だと先生が口頭で改善点を伝えてくださると思うのですが、言われたことを一度で全て覚えるのって無理じゃないですか?いくつも同時に注意されるとそのうちの一部はすぐ忘れてしまったり、その時は覚えていても次の週のレッスンではまた忘れて同じミスをしてっしまったり・・・。私だけかな?その点、通信添削では1枚の作品に全ての注意点が書き込まれてくるので、注意されたポイントをいつでも確認できて、忘れっぽい私にはむしろよかったかもしれません。
で、実際上達しているの??というところも気になるところだと思うのですが、こちらも全く問題なく、先述の通り注意点を毎回確認しながら練習できるので自分でも「だんだん言われて通りに書けるようになってきたかも!」と実感できています。客観的にも、すでに桃花会の昇級試験の結果が出た5月分、6月分、7月分の全てで写真版に掲載していただきましたので、十分上達していると言えるのではと思っています!
まとめ
今回は、入会から少し時間が経った今の感想を書いてみました!これからも定期期に気づいたことなどがあれば記事にしていきたいと思いますので、ぜひみていただけると嬉しいです!
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